会議(ミーティング)って本当に要らないの?

人事

今回はこの記事中にある一節を検証します。

「あれれ?生徒も減らないし、生徒の成績にもそれほど影響ない。業務の支障も出ていない。」じゃ、会議なんて要らなくね?って。

本当に会議って要らないのでしょうか?

会議は必要です!

この記事を書いたのが2019年の4月25日だったんですね。

今からちょうど4年前。

いや、4年前の私はまだまだ未熟だったんですね…、今読むとウケます。

正社員、アルバイトを雇って数年が経ちますが、私を含め人間は放っておくと

  • 楽な方に流れます。
  • 都合の悪いことは忘れます。
  • 面倒くさいことは無きものにしょうとします。
  • マンネリ化します。

こういうことを聞くと、4年前の私みたいなクソ雑魚経営者は言うんですよ。

「会議自体がマンネリ化するでしょ。そんな会議意味ないじゃん。そもそも連絡事項とか、会社のビジョンは日頃の会話の中ですればいいんだよ。」って。

残念ながら、そういうナアナアな雰囲気自体がマンネリ化するんです。「風通しのいい」なんてセリフでプラス思考バンザイ、学生起業ノリで経営するのも大概にしなさいよ!って感じなのです。

全部適当になっていきますから。全部なんとなく「仲がいい俺達なら伝わってるっしょ?」って友達感覚で乗り切ろうぜ!って感じになって来ますから。で、見えない部分で全然乗り切れてなくて。生徒数とか売上も落ちていきますから。順調に上がっていくのは退塾数だけって感じで。

週1ミーティングは必要です!

一人塾長あと全部バイトというよくある形の塾さんはちょっと週1ミーティングは難しいと思いますが。

正社員を抱えている塾さんであれば、仮に経営者+正社員1名でも週1ミーティングはやった方が良いと思います。

で、いつもと違う雰囲気でちゃんとタイムテーブルを作って。バチっとそれに沿って。開始の挨拶、終わりの挨拶とかちゃんと形式立てて。会議録もしっかり取って。

週に一回、しっかりした形での会議って、風通しの良い職場の場合、むしろマンネリ解消になると思います。各自の業務を週に1回丁寧に確認することで、それぞれスタッフが責任感を持つと思いますし。単純に仕事の漏れもなくなりますし。

プラスして、週に一回ミーティングすることで気持ちがキリッとしますよね。ミーティングの準備、ミーティングに参加する心がまえ、そういうので週に1回気持ちがリセットされるというか。

じゃあ、ミーティングではどのようなことを話し合うのか。どのようなタイムテーブルなのか。どのようなツールを使うのか。

そういうのはすいません、出し惜しみさせていただきます。オンラインサロンではそういう部分はぜんぶ晒してますから(=宣伝です)。

理念、目標の共有は雑談では無理!

理念とか目標の共有はスタッフの仕事へのモチベーションを考えると、ムチャクチャ大事です。報酬が仕事のやりがいになる、ってタイプは残念ながらそんなにいません。(少なくとも私の狭い経験則では)

シンプルに「誰かの役に立っている」とか、「チームの一員として必要とされている」とか、そういう部分が仕事のやりがいになることが多いんですよね。理想論みたいな話をしちゃいますが、スタッフ達を見ているとマジでそうだと思ってます。(実際にスタッフ対象で報酬制のキャンペーンをやったこともありますがことごとく不発でした…)

そういう仕事のやりがいのためには、理念が大事です。「何のためにわれわれはこの仕事をしているのか。この仕事はだれの何の役に立っているのか。」安っぽいビジネス書にありそうな文言を使いましたけど、なんだかんだそれって大事なんです。

その理念を達成するためにいついつまでにどのくらいの生徒確保が必要なのか、それも日常会話でサラッと伝えただけじゃ、やっぱり響かないんですよね。

理念にせよ、目標にせよ、「これ、マジで塾として目指したいんで!」って伝える正式な場って大事だなって、今はムチャクチャ思ってます。

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