今回検証する記事はこちら。
今読むと、「だいぶ当時は過激なことを言ってたなァ~」と思います。
今も同じように思う部分もあるし、そうじゃない部分もあるし…。
そのあたりを今回は書いていきます。
悪い時こそ、本業に。
当時の記事と同じように思う部分もあるのです。
「補助金だの助成金だのの申請に時間と精神を使うくらいだったら、目の前のお客様に満足してもらうための仕事に使え!そして、それを周りに認知してもらうために、ブログだのSNSだので発信することに力を注げ!」と。
例えば開業期とか。例えば経営が下向きの時とか。つまり、経営が不安定な状態の時。言い換えればお金的にピンチな時。
こういう時期って、日常生活でもまず始めに頭に浮かぶのは「金」でしょうから、補助金・助成金とかに目が行っちゃうのは致し方ないことなのかもしれません。
でも、たとえば100万円もらったからといって、塾経営が大逆転で上向くってあるのでしょうか?私はあんまりないと思うんですよね。サービスが悪ければ100万円くらいすぐに溶けて行きますから。
100万円あれば大逆転ができるような宣伝広告ができるかっていうと、やっぱりそれも無理でしょうし。いや、多少はいつもよりは反響あるのかもしれません。でも、反響あっても結局、その塾の経営者の営業力(面談力)がなかったり、サービス品質(授業力)が悪かったりすれば、顧客にはなってもらえない訳ですし。
目の前の金に目がくらみそうなときほど、内部充実に目を向けた方がいいような気がします。こういう不安定な時期の個人塾経営者さんに対しては今も元記事と同意見です。付け焼刃の補助金とか給付金なんか、ほんの少しの延命にしかならないと思います。(ほんの少しの延命も大事だ、という話もあるのかもしれませんが。)
良い時こそ、補助金・助成金を狙え?
逆に良いとき、つまり経営が軌道に乗ったときなんかは、この手のものは利用できるだけ利用した方がいいんじゃないか、と。
小規模事業者持続化補助金とか、使った金額の何%かを補助してくれるっていうのは結構大きいと思うんです。60万円使ったら、その3分の2を行政が出してくれるとか。たとえば60万円分の宣伝広告を出して反響があっても、それを受け止め切れる力のある状態なら、メチャクチャ意味がある訳です。
「いや、金のないピンチの時ほど使った方が良いじゃないか!」「開業期ほど使った方が良いじゃないか!」みたいな話が出ると思いますけど、正直、コレの申請ってかなり面倒くさいんですよ…(って言いながら私は申請したことないですけど、人に聞いたところ相当面倒くさそうなので。)
こういう申請業務とかに時間や労力使えるのって、経営的に余裕があるときだと思うんですよね。余裕がない時にやっちゃうと余計にアップアップになるような気がするので。経営的により加速させたい時ほど活用した方が良いのかなって。(人手に余裕もあるかもしれないし。)
時間は極力使うな!人を頼れ!
今までそういう補助金とか給付金に全くノーマークだったのですが、ここに来てちょっと興味を持ち始めています。あ、決して余裕がある…ってことでもないのですが。(コロナの時の給付金関係はさすがに申請しましたが。)
というのも、オンラインサロンを通じて補助金申請についてアドバイスを頂くことができたからです。もっと言うと、申請を通すためのノウハウというか…まあ、相当貴重な情報を頂けたというか。
「この情報があれば、補助金通るんじゃね?」という気持ちになったんですね。全くの0からのスタートだったら、たぶん、負担が大きすぎてやる気にならなかったと思います。時間と労力だけ使って申請通らなかったら悲惨すぎますから。
人を頼れるようであれば人に頼りましょう。(いかがわしい業者とかは辞めた方がいいと思います。成功報酬〇〇円!みたいな。最悪返還しないといけなくなるケースもあるとか。)
最後は宣伝みたいになっちゃいますが、こういう情報に関しても私のオンラインサロンでは情報が出ていたりします。(それこそコロナの時はバンバン出ていましたし。)経営者はタダでさえ時間がありませんので、人に頼れる部分があるのなら、この手の話は目いっぱい人に頼りたいところですよね。
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