今回の検証はこちらの記事。
元ネタのブログには「心がまえ」というカテゴリーを作っていたんですが、分類が面倒くさいのであやふやな感じのは今回からは「経営」に入れちゃいます。
結局、できる人も長時間労働という事実…
世の中には短時間労働で結果を出す人もいると思います。
が、オンラインサロンのメンバーの先生方の話を聞いていると、なんだかんだで経営規模の大きい方ほど長時間労働なんですよね…(;^_^A
記事を書いた当時の私の見識が甘かったんでしょうね。
当時、私が知っている範囲の塾経営者の方々、そして会社員時代の先輩や同僚が「ダラダラ長時間仕事をしていた」だけだったのだと。
長時間でもガッツリみっちり仕事をしている人は世の中にいます。で、そういう人達が塾業界では教室を大きくしたり、生徒の成績を確実に上げている訳です。
意外に単純な話だったりするのです。
「1日14時間働いて365日休んでない」のに集客が上手く行ってない…って人はおそらくいない。
あくまで私の経験の範囲での話ですが。
「集客が上手く行ってない…」って言ってる人ほど、けっこう休んだりしてます。
廃業寸前の状態なのに「日曜くらいは休みたい…」と平気で週1で休んじゃったりします。
「朝も早くから開けて仕事をしてるのに…」と言いながら、実情聞くと「朝10時には起きて11時には教室を開けてます!」とか…。(それって早いのか・・・?)
「頑張ってる」基準が低いというか、無理が利かない(=音を上げる)ハードルが低いというか。
へっぽこ経営者の私でさえ、ピンチの時は普通に8:00~23:00労働とか発動します。だって、生徒がいなくなったら、生活できないんですから。休塾の日に出勤することだってわりとあります。休塾日でも家でパソコン作業は当たり前ですし。
「1日14時間、365日休みなく働いたんですけど、ぜんぜん上手く行きませんでした。」という話は聞いたことがないです。
でも「1日14時間、365日休みなく働いて1年目に経営を軌道に乗せた」とか、そういう話はわりと聞きます。
経営者とサラリーマンは世界が違う
経営者の仕事って無限なんですよね。「〇〇時間働いたから、今日の仕事は終わり!」って訳ではないんです。経営者の仕事って「仕事を作ること」でもありますので、終わりがあったらそもそもおかしいのかもしれません。
一方、サラリーマンの仕事って基本的には上から降って来ます。で、基本的にそれを一定期間内に終わらせれば、その期間内はとりあえず仕事終了。(もちろん、意識の高い人は余った時間で自ら何か探して動くでしょうけど。そういう人は稀だと思います。)
仕事に対する感覚が全く違うんです。世界が違うと言ってもいいかもしれません。
でも独立起業してもいつまで経ってもサラリーマンの世界から抜け出せない人がいます。時間を尺度にして「こんなに働いてるのに…」って思っちゃう人。で、案外そういう人に限って「こんなに」の基準が甘い。14時間働いて「こんなに…」ならまだしも、10時間くらいで「こんなに…」って言ってしまう。週6日働いたくらいで「今週はハードだった」と言ってしまう。サラリーマン時代の週5日×8時間休憩あり生活が染みついちゃってるのかもしれませんけども。
世の中にはガッツリ14時間労働で休みなく働く強者もわりといます。何やってもダメだと思ったら、とりあえず長時間労働くらいはするしかないかと思います。
でも従業員にはそれを強いない。
元ネタの記事でこういう内容があります。
経営者が長時間労働をしていると、一部の天才を抜かして周りのスタッフにもそれを要求しますよね?
「俺が働いてるのに、なんでテメェら休んでんだッ!」って。
「一部の天才を抜かして」なんて表現しちゃってますけど、普通に皆さん、「経営者は経営者、従業員は従業員」って感覚で仕事をしています。この記事を書いた当時の私が経営者として超絶未熟だったという話です。
皆さん普通に「自分は休まないけど、従業員にはしっかり休みを与える」という感覚で仕事をしています。
当たり前なんですよね、世界が違うんだから。それを認識していれば、「俺が働いてるのに、なんで・・・」なんて思うことは一切ない訳です。だって経営者は好きで働いてる訳ですし、休みたければ休めばいいわけですし。
私もようやく徐々にですがこの感覚が分かってきたように思います(;^_^A
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